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三井物産など深海に商社続々 ガーナFPSO参画 総事業費1200億円
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三井物産と丸紅、商船三井は27日、三井海洋開発が8月に英国のタローオイルの子会社から受注したアフリカ・ガーナ沖のテン油田向け洋上浮体式石油生産・貯蔵・積み出し設備(FPSO)の長期傭船事業に参画すると発表した。保守・サービスも提供する。総事業費は1200億円前後とみられる。
三井海洋開発がオランダに設立した事業会社に、3社が出資する。出資比率は三井物産が30%、丸紅が25%、商船三井が20%。三井海洋開発も25%出資する。同日、国際協力銀行(JBIC)、三菱東京UFJ銀行など民間3行と8億4700万ドルの協調融資契約を結んだ。
石油などの資源開発が深海にシフトする中、三井物産は同分野で実績のある三井海洋開発と組みFPSO事業を加速。今年3月には今回と同じ日本連合でブラジル沖のプレソルト深海油田・ガス田向けFPSOの傭船事業を受注した。
今回の契約により、建造中を含めFPSOに参画するのは15隻目になる。
現在稼働中のFPSOはブラジルやアジア、アフリカで、約178基。年率10%で成長しており、今後5年間の受注は最大で約140隻に達するとの予想もあり、大手商社や船会社が相次ぎ同事業に乗り出している。
7月には日本郵船と三菱商事がブラジルの国営石油会社ペトロブラスからFPSO向け傭船事業を受注。丸紅や伊藤忠商事、住友商事も相次ぎ参画。今後はアンゴラやナミビア、モザンビークなどアフリカ周辺海域への関心が集まっている。
日本政府もJBIC融資などを通じて、将来の日本近海の資源開発をにらみ、海洋資源開発分野での日本企業の取り組みを支援している。