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【CMのツボ】はまり役? 阿部寛が初のアンドロイド役
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トヨタ自動車は、ハイブリッド車(HV)をテーマにした広告キャンペーン「TOYOTOWN(トヨタウン)」シリーズに、新たに俳優の阿部寛さん、フリーアナウンサーの西尾由佳理さんを起用したテレビコマーシャルを追加した。「TOYOTOWN・郵便配達」編として1日から放映されている。
トヨタウンは、1本の樹「ハイブリッドの樹」が大きく育ち、その周りに街ができたという設定。15年前に世界初のHVである「プリウス」が誕生して、その後、HVが世界に広がったという歴史に重ね合わせている。
シリーズ化されており、夫婦役を演じる堺雅人さん、満島ひかりさん、「ハイブリッドの樹」役を演じる樹木希林さんらをメーンキャストに、“ジーンズ姿の市長”として登場する木村拓哉さんなど、多彩な顔ぶれが「ハイブリッド共演」している。
今回は、街の郵便配達員として阿部寛さんが、街のトヨタの販売店に勤める店員として西尾由佳理さんが登場した。
ストーリーは、自転車というエコな乗り物で仕事に励む阿部さんが、ある日、トヨタのお店でプラグインハイブリッド車「プリウスPHV」に出会う。西尾さんが「プリウスPHVはリッター61キロ。プリウス61(ロクイチ)と覚えてください」と説明すると、阿部さんは何かに気付いたようにがくぜんと膝をつく。そして、その首の後ろには「61」と記されたプレートが…。実は、阿部さんは、PHVと同様に電気を充電する「61号」と呼ばれるアンドロイドだった、という設定だ。
現在のところ、TOYOTOWNの物語の全容は明らかにされておらず、CMでは不思議な世界観が描かれている。
出演した阿部寛さんは、「役柄は、郵便配達員ですが、実はプラグインハイブリッド(PHV)に合わせたアンドロイドという役柄でして。今までいろいろな役柄を演じたが、アンドロイドは初めてじゃないかな、と思います」と話している。