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加ブラックベリーが身売り断念 企業連合間での調整難航
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【ワシントン=柿内公輔】経営再建中のカナダの携帯電話機大手ブラックベリーは4日、カナダの金融大手フェアファクス・ファイナンシャル・ホールディングスなどの企業連合に対する身売りを中止すると発表した。両者の交渉が暗礁に乗り上げたためで、ブラックベリーのハインズ最高経営責任者(CEO)は事実上引責の形で辞任する。
ブラックベリーは9月にフェアファクスなどの企業連合に47億ドルで身売りすることで基本合意した。しかし、企業連合の間で買収に向けた調整が難航していた。
ブラックベリーの創業者や米投資会社、米フェイスブックなどIT企業が新たな買い手候補に取り沙汰されたが、買収価格などで調整がつかなかったとみられる。
ブラックベリーは新たに資金調達のために10億ドルの社債を発行し、フェアファクスなどが引き受ける方針を発表した。その後にハインズ氏がCEOを辞任し、米ウォルト・ディズニー取締役のジョン・チェン氏を暫定CEOに迎え入れる。
ブラックベリーの経営陣は「社債発行で(財務が)強化される。今後も会社を強固にするため必要な変革を実行していく」との声明を発表した。