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新商品続々、乱戦模様の空気清浄機 中国大気汚染で活気づく市場

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新商品続々、乱戦模様の空気清浄機 中国大気汚染で活気づく市場

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 中国で呼吸器系疾患を引き起こす微小粒子状物質「PM2.5」の大量浮遊が確認されたことを受け、国内でも空気清浄機商戦が盛り上がってきた。パナソニックやシャープなどの主要メーカーだけでなく、外資やベンチャーも相次いで新製品を投入し、市場は乱戦模様だ。

 スウェーデンの世界最大手ブルーエアは19日、新製品「ブルーエア センス空気清浄機」(4万9800円)を20日から、直販サイトで発売すると発表した。ボタンが一つもないすっきりとしたデザインが特長だ。センサーの上方10~15センチで手をかざすだけで、電源の切り替えや風量調節ができる。

 白やピンク、青など6色をそろえ、寝室や書斎、子供部屋で使う2台目以降の需要を取り込む。ブルーエア日本総代理店を務めるセールス・オンデマンドの徳丸順一取締役は「今年はPM2.5対策を求める傾向が強まっている」と分析した上で、「ブルーエアはもともと空気清浄機能に特化してきた」と語り、拡販に自信を示した。

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