「日本のモノづくり」復活へ近未来イメージ 三菱電機の先端技術研が新組織
更新田中健一所長は「提案されたテーマは『玉石混交』だが、未来に向けた芽が含まれている」と強調する。
先に未来社会をイメージし、商品開発につなげる手法は欧米で先行。成功例はスマートフォン(高機能携帯電話)だ。スマホ普及は10年前には想定もされていなかったが、アップルがいち早く「iPhone(アイフォーン)」を投入。
グーグルはスマホ向け基本ソフト(OS)「アンドロイド」で成功した。これに対し日本企業の多くは近年、スマホのような画期的商品の投入で出遅れるケースが目立っている。



