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【トップは語る】りそなホールディングス社長・東和浩さん(56)
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りそなホールディングス社長・東和浩さん ■企業の課題解決に向け、きめ細かく提案
--社長として強く意識していることは
「業績は好調だが、利ざやが低下する局面で、それをどうやってカバーするかなど抱えている課題は少なくない。住宅ローンの金利競争にみられるように、顧客に選ばれる付加価値を打ち出すことが不可欠だ。また、中小企業では事業を次の世代にどのように継ごうかと悩む経営者が増えている。経営権の承継や、移転に際しての不動産探しなどの悩みに対し、顧客に心から喜んでもらえる提案ができるかどうか。さまざまな課題に対し、解決案を組み合わせて提供できるように、サービスの幅を広げなければならない」
--法人向けの貸し出しを伸ばすための取り組みは
「企業が抱える課題はさまざまだ。課題解決への提案を1社ごとにきめ細かく行うことが欠かせない。中小企業に対しては、これまでの(資金繰り支援の)『金融円滑化』の考え方から、『成長支援』へとかじを切る。りそな銀行内に置いていた円滑化委員会を『成長再生支援委員会』へと改組し、行内の支援体制を点検しながら、前向きな事業拡大を支える取り組みを強化している」
--インターネット取引の強化と有人店舗の機能拡充に注力しているが、両立させる方法は
「ネットの利便性は追求し続ける。将来的には、テレビ電話などを通じて相談ができる形も必要になるかもしれない。ただ、資産承継や遺言といった重要な相談は、結局は『フェース・トゥー・フェース』の対面窓口でなければ、微妙な話まではできないだろう。米国の小売業では、ネットと実店舗の融合を図る『オムニチャネル』という考え方が重視され始めた。金融業でも、ネットを入り口にして、突っ込んだ相談は実店舗で引き続きできるようなイメージを持っており、双方のサービスの融合を加速させたい」
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【プロフィル】東和浩
ひがし・かずひろ 上智大経卒。1982年埼玉銀行(現りそなホールディングス)入行。りそなホールディングス執行役財務部長、副社長などを経て2013年4月から現職。福岡県出身。