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【PC Watch】ボタン押すだけで「兜」も作成

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【PC Watch】ボタン押すだけで「兜」も作成

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家庭用3Dプリンターの新製品「ReplicatorMini」  ■米Makerbotの新型3Dプリンター

 米Makerbotは6日(現地時間)、世界最大級のIT・家電関連の展示会「2014 International CES」に合わせてプレスカンファレンスを開催し、3機種の新しい3Dプリンターを発表した。

 ◆Wi-Fi接続に対応

 出力部分の基本的な性能や使い勝手は共通で、出力サイズが主な違いとなる。共通の特徴は、USB以外にWi-Fi接続に対応する点、PLAフィラメント対応で、印刷中に切れると、自動中断し、ユーザーに通知してくれる点、カメラを内蔵し、出力の様子をPCやスマートフォンで確認したり、最終出力の写真をSNSなどにアップロードできる点など。また、上位2機種はUSBメモリーなどからの出力とイーサネット接続に対応し、設定変更や出力の残り時間などを表示できる3.5型液晶とダイヤルを備える。層解像度は最下位モデルが200マイクロメートル(0.2ミリメートル)、上位2モデルが100マイクロメートル。

 ハードウエアだけでなくアプリにも注力しており、同社が運営し、ユーザーが3Dデータを公開できるコミュニティー「Thingiverse」の閲覧やデータダウンロード、内蔵カメラによる工程確認、写真のSNSなどへのアップロード、Wi-Fiでのデータ転送などの機能を持ったアプリの、ウィンドウズ、マックOS版や、iOS、アンドロイド版を今春から提供していく。

 また、3Dモデリングの技術を持たないユーザー向けに、テキストを入力し、配置を決定するだけで立体的な文字を造形でき、いくつかのパラメーターを指定するだけでオリジナルのブレスレットが作成できる「PrintShop」アプリや、同社のデザイナーがデザインするオリジナルキャラクターの有償データも提供していく。

 「Replicator Mini」は、家庭向けモデルで、PCとつないで、あとは本体に1つだけあるボタンを文字通りワンタッチするだけで手軽に出力できる。出力サイズは100×100×125ミリメートル(幅×奥行き×高さ)。今春出荷で価格は1375ドル(約14万4350円)。

 プロ向けの「Replicator」(すでにReplicator2があるが新製品にはバージョン番号は付かない)は、出力サイズがReplicator2より11%大きなサイズに対応できる。6日に発売、出荷は2月。価格は2899ドル。

 ◆大型でも出力可能

 「Replicator Z18」は従来に比べはるかに大きなサイズで出力可能なモデルで、人間が被れるヘルメットなども作成できる。もちろん、小さなものを多数同時に出力するのにも威力を発揮する。“Z18”は出力の高さが18インチ(457ミリメートル)を指している。大型のものを安定して作成するため、プリンター自体が高温チャンバーの機能も持つ。出力サイズは305×305×457ミリメートル(同)。今春出荷で、価格は6499ドル。(インプレスウオッチ)

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