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東電社長、続投を明言 「やらなければいけないこと、たくさんある」
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東京電力の広瀬直己社長は18日、新たな総合特別事業計画(再建計画)が政府に認定されたことを受け、産経新聞のインタビューに答えた。主なやり取りは以下の通り。
--再建計画が政府に認定された
「福島県をはじめ、金融機関、株主、債権者といったステークホルダーが多い中、策定自体が大作業だった。今後は一つ一つ実行に移していく」
--7月以降の柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の再稼働の実現性や、来年1月以降の1、5号機の再稼働に向けた安全審査の申請は
「7月はあくまで仮置き。地元自治体の考えや、審査にどれくらい時間がかかるかの問題もある。避難、防災計画も詰めないといけない」
--東京都知事選(23日告示)の争点に原発問題が浮上し、新潟県の泉田裕彦知事の反応も注目される
「原発をなくすとしても、簡単に撤去できず、残るのは厳然とした事実だ。新潟県知事がどういう反応をするのかはわからない」
--東電は若い世代に魅力ある企業になれるか
「今後、エネルギー産業は競争時代の到来で面白くなっていくと思う。国際的取引をしながら、エネルギーセキュリティーを守る仕事の面白さに、シェアや新製品で競い合う一般企業の仕事の面白さが加わる」
--社長職の続投は
「まだまだ途中段階だ。やらなければならないことはたくさんある」