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三菱ふそう、新卒採用を男女半々 女性活用注力、ブランド価値向上狙う

ニュースカテゴリ:企業の自動車

三菱ふそう、新卒採用を男女半々 女性活用注力、ブランド価値向上狙う

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 三菱ふそうトラック・バスは2014年春の新卒採用から事務系の女性比率を5割まで引き上げる。在宅勤務制度の導入など女性が働きやすい環境作りも併せて進めており、女性の活用を積極的に進めることで男性的なイメージの強い商用車分野に興味を持ってもらうとともに、企業のブランド価値向上に結びつける狙いもある。

 14年春の採用活動はまだ継続しているが、十数人の事務系採用枠のうち半数が女性となる見通しだ。また、15年春採用でも男女半々を継続する方針。13年春採用は事務系22人のうち、女性は7人だった。日本自動車工業会は「男女比率を半々まで高めるのは業界内でも聞いたことがない。画期的な試みだ」としている。

 同社の女性社員比率は現在、全体の約1割にとどまる。ただ、安倍晋三政権が女性活用を成長戦略の中核に位置づけていることもあり、今後はトラックメーカーや顧客の運送業界でも女性の活躍が増えるとみている。昨年の東京モーターショーでも、女性社員主導でデザインしたピンクの水玉模様の小型トラックが展示の目玉となった。

 今年1月からは育児や介護で忙しい社員を対象に、日本のトラックメーカーとしては初めて在宅勤務制度を導入。新車開発の打ち合わせなどもテレビ会議システムを通じて参加することができ、既に管理職を含む20人超の社員が利用している。

 同社では「今後は女性ドライバーも増えてくるだろう。女性のニーズを反映させた斬新な新型車を打ち出していきたい」としている。

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