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【現場の風】ヘルスケアREIT普及へ顧客支援
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三井住友信託銀行不動産カストディ部・投資法人グループ長金井京子さん □三井住友信託銀行 不動産カストディ部・投資法人グループ長 金井京子さん
--担当業務の現状は
「不動産投資信託(REIT)の資産保管や会計など一般事務の受託業務が主だ。この分野は成長が見込まれ、医療・介護施設を投資運用の対象とするヘルスケアREITも普及しそうだ。顧客といかにウィンウィンの関係を高めていくかが一段と重要になる」
--他社との競争も厳しいが
「他社もシステムを強化するなど差別化が難しくなったが、当社は経験やノウハウの蓄積があり、きめ細かな顧客への提案ができる。実際、満足いただいた声が顧客から届くことが、チームの原動力になっている」
--何が提案力を左右するのか
「事務の実務担当者が、業務効率化についての提案などの対顧客業務も担っていることだろう。チームには簿記や会計事務などを得意とする女性が多く、顧客ニーズに応じた提案につながっている。REITを扱う63人のうち男性は7人。かつては男性の方が多かったが、専門知識と堅実な事務処理に強みを持つ女性が活躍の場を広げ、現在は4人いるマネジャーのうち3人が女性だ」
--チームの運営に難しさはないか
「職場には産休中が2人、産休明けも7人いるが、3人で1つのREITを担当する態勢をとっている。それぞれが高い専門性を持っていることもあり、職場復帰や時短勤務の面で支障はない。自信を持って自分のアイデアや考えを打ち出し、グループ全体を引っ張っていくという意識をさらに浸透させたい」
--ヘルスケアREITでの成算は
「従来の上場REITに比べ、介護施設は1物件で5億円程度と規模が小さい。REITを立ち上げる初期段階から連携し、入出金の手続きなど顧客が知識を持たない細部から支援できる態勢づくりにも力を入れたい」
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【プロフィル】金井京子
かない・きょうこ 1984年住友信託銀行(現三井住友信託銀行)入社。東京営業部、不動産企画部などを経て2005年不動産カストディ部・投資法人グループ。13年4月から現職。同行は不動産投資信託(REIT)の受託業務で国内の7割近いシェアを持つ。