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三菱電機がサイネージ新製品 テロップ機能充実、無線にも対応

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三菱電機がサイネージ新製品 テロップ機能充実、無線にも対応

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三菱電機が5月に発売するデジタルサイネージの新製品=4日、東京都千代田区(田村龍彦撮影)  三菱電機は4日、デジタルサイネージ(電子看板)の新製品を5月21日から順次発売すると発表した。縦置きでも自然なデザインにしてテロップなどの機能を充実させたのが特徴。家庭用の液晶テレビは価格競争が激しく、安定的な需要が期待できる業務用でシェアを確保する狙いだ。

 同社は家庭用テレビをベースに開発し、手軽な操作と低コストを実現したデジタルサイネージ「カンタンサイネージ」を2012年度から展開している。

 新たに販売する「DSM-L6シリーズ」は、スピーカー部分の出っ張りを解消し、縦に置いた際の見栄えを良くした。高い場所に設置しても、専用の無線LANカードを挿入しておけば、スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット端末からコンテンツの変更もできる。

 想定価格は32型が約10万円、19型(横置き)が約6万円で、飲食店や商店、オフィスなどに売り込む。同社によると、デジタルサイネージの13年度の市場規模は約19万台で、「マーケットは徐々に広がっている」という。

 電機各社はテレビ事業が苦戦しているが、家庭用は特に新興国勢の台頭や地上デジタル放送移行後の反動減などで価格下落が激しい。ただ、業務用は需要が底堅く、顧客に付加価値やサービスをアピールしやすいメリットもある。

 企業向けビジネスの比重を高めるパナソニックや韓国サムスン電子などもデジタルサイネージの販売に力を入れており、顧客の奪い合いが激しくなっている。

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