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ビール大手、新商品ラッシュ 増税反動減カバーへ需要掘り起こし

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ビール大手、新商品ラッシュ 増税反動減カバーへ需要掘り起こし

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新商品の「キリンチューハイビターズ」をアピールするキリンビールの林田昌也マーケティング部長(中央)=東京都千代田区  ビール各社が4月から6月にかけ、ビール類と缶チューハイの新ブランドや期間限定商品を相次いで発売する。消費税率引き上げ前の駆け込み需要の反動で「1カ月程度は販売が落ち込む」(大手首脳)とみられることから、例年なら花見シーズン前の3月に投入していた新鮮味のある新商品を増税後の4月以降に売り場にそろえ、需要を効果的に掘り起こすのが狙いだ。

 サントリー酒類は今月8日、缶ビールの新商品「和膳」を発売する。食事を引き立てる繊細な味わいに仕上げたといい、「和食専用」のコンセプトを前面に掲げる。350ミリリットルの想定小売価格は税込みで220円前後。

 アサヒビールも、主力ブランド「スーパードライ」の期間限定商品「ドライブラック バースタイル ライム」(同255円前後)を22日に売り出す。ライムとミントフレーバーを組み合わせた爽快な飲み口が特徴。同社は2~3月にビール類出荷量を前年比で約2割伸ばしたが、その反動減をカバーする。

 サッポロビールは第3のビール「サッポロホワイトベルグ」(同145円前後)を5月13日に発売。独特の味と香りで差別化を図り、年間150万ケース(大瓶20本換算)の販売を目指す。

 キリンビールは「“お得に酔える”商品のニーズが一層高まる」(林田昌也マーケティング部長)とみて、アルコール分8%の「キリンチューハイ ビターズ」シリーズ(同160円前後)を6月10日に投入するほか、主力の「氷結」シリーズなどで期間限定フレーバーを順次発売する。(山沢義徳)

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