■目利き力を上げ戦力均一化目指す
担当者がつかんだ情報を基に、みんなで協力してアイデアを出し、案件の方向性を決める。具体的な提案内容は本部の関連部署、専門家と連携して落とし込んでいく-。
担当者一人の発想力だけでは解決が難しい案件でも、上司をはじめ他の担当者や本部の知恵を借りることで、埼玉りそな銀行秩父支店では提案の精度を高めている。スピーディーな対応ができるのは、同支店が相談しやすい体制づくりに努めているからに他ならない。
「各種の業界のトレンドが目まぐるしく変わっていく中で、いかに担当者一人一人の目利き力を上げ、戦力の均一化を図っていくかが今後の課題。打ち合せでアイデアを出し合い、取引先への訪問を重ねていく中で得た成功体験を、さまざまな取引先へのアドバイスに応用できるようにするためのサポートが欠かせない」。同支店の前支店長、持田光司氏はこう語る。
埼玉県北西部にある秩父エリアの人口は10万人程度と少ないものの、面積は埼玉県全体の5分の1を占めるほど広い。人口は漸減傾向にあり、法人マーケットの規模も徐々に縮小してきているが、エリア内には電子部品や精密機械、金属加工の製造業をはじめ、スポーツ関連業、食品関連業など幅広い業種が混在している。世界的に有名なゴルフメーカーもあるなど、ものづくりにこだわりを持った企業の工場が立地している。
持田氏は担当者が前向きに営業活動に取り組むとともに、地域の企業に価値ある情報をスピーディーに提供できるよう、体制整備に努めてきた。担当者の目利き力が高まるにつれ、同支店の顧客との信頼関係はさらに強固になっていくだろう。
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(編集協力)近代セールス kindai-sales.co.jp
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【プロフィル】持田光司
もちだ・こうじ 1987年4月入行。りそな銀行横浜支店営業第一部長、鶴見支店長、埼玉りそな銀行宮原支店長、鶴瀬支店長などを経て、2012年7月から14年3月まで秩父支店長。現在は公共法人部長。49歳。秩父支店(埼玉県秩父市本町4-6)は13年3月末現在の預金残高が1271億円、職員数は64人。