大画面でも鮮明でなめらか 間近に迫る「4K」時代 まだまだ課題も
更新色の見え方も、「人の目」に近づくという。NHKは昨年11~12月、オーストラリアで海中のサンゴ礁を撮影。海中では光線の加減で、肉眼で見える景色を映像で再現することが難しかったが、データを圧縮せずに記録する「RAW(ロー)収録」したものに色の調整を加えたところ、「肉眼に近い色の表現に成功した」(NHK編成局の藤田昌巳専任部長)という。
NHKは今年元日に総合で放送した時代劇「桜ほうさら」を4Kで撮影(放送はハイビジョン)。従来は黒一色になってしまった闇夜の微妙な陰影を表現することに成功した。今後、ドラマの演出やドキュメンタリー番組などで効果的に使用する予定だ。
「積み重ねが必要」
フジテレビは「フジサンケイクラシック」の中継を、WOWOWは「ドラマW チキンレース」を4Kで撮影するなど、各局は4Kに力を入れ始めている。ただ、課題も多い。
