日立製作所が12日発表した2014年3月期連結決算は、営業利益が前期比26.3%増の5328億円となり、これまで最高だった1991年3月期の5064億円を上回り、23年ぶりに過去最高を更新した。円安効果に加え、自動車関連や半導体製造装置が好調に推移した。
■三菱ケミカルHD、大陽日酸を買収
三菱ケミカルホールディングス(HD)は13日、産業ガス大手の大陽日酸を買収すると発表した。米国で拡大するシェールガスの関連事業に必要な窒素ガスの供給で、大陽日酸の力を生かす。医療分野も強化する。買収額は約1072億円を見込んでいる。
■ドコモ、高品質通話端末を発表
NTTドコモは14日、夏商戦向けのスマートフォンやタブレット端末の新商品9機種を15日から順次発売すると発表した。LTEを活用して、高音質で安定した通話ができる次世代サービス「VoLTE(ボルテ)」に対応したのが特徴。6機種で6月下旬から利用できる。
■ソニー、15年3月期も最終赤字へ
ソニーは14日、2015年3月期の連結業績予想を示し、最終的なもうけに当たる最終損益が500億円の赤字となり、2年連続で赤字に陥る見通しだと発表した。電機各社の業績はリストラや円安の効果で急回復しており、ソニーの「独り負け」が鮮明となっている。
■KADOKAWAとドワンゴ経営統合
角川書店で知られ、出版や映画事業を手掛けるKADOKAWAとインターネット動画配信サイト「ニコニコ動画」を運営するドワンゴは14日、経営統合すると発表した。10月1日に持ち株会社「KADOKAWA・DWANGO」を設立し、両社は持ち株会社の子会社となる。
■規制改革会議、農業改革に向け提言
政府の規制改革会議は14日、農業改革に向けた提言を発表した。農業生産法人への企業の出資制限を現行の「総議決権の25%以下」から「50%未満」に緩和し、一定期間の事業継続などの条件を満たせば全額出資も認めて、企業の農地所有を可能にするよう求めた。
■サントリーHD、売上高4兆円目標
サントリーホールディングス(HD)の佐治信忠社長は15日、東京都内で記者会見し、買収した米酒造大手ビーム社との事業展開により、グループ全体の売上高を2020年に現在の約2倍の4兆円に引き上げる目標を示した。蒸留酒部門では「1兆円の壁を突破する」と述べた。
■1~3月期GDP、年率5.9%増
内閣府が15日発表した1~3月期の国内総生産(GDP、季節調整値)速報値は、物価変動を除く実質で前期比1.5%増、このペースが1年間続くと仮定した年率換算で5.9%増となった。プラス成長は6四半期連続。消費税増税前の駆け込み需要で個人消費が拡大した。