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進化したドコモの急速充電2、節電機能…バッテリー悩み“解消”

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進化したドコモの急速充電2、節電機能…バッテリー悩み“解消”

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NTTドコモの夏モデル新商品・新サービス発表会でも注目された「急速充電2」のディスプレー  ヘビーユーザーでなくても心配になるスマートフォンのバッテリー切れ。ポータブル充電器を持って外出しても充電に時間がかかり、イライラした経験を持つ人は多いはず。NTTドコモの2014夏モデル新機種には、充電機能を125%以上にした「急速充電2」が導入された。さらにGALAXY S5の「ウルトラ省電力モード」などを活用すれば、今年の夏はバッテリーの悩みから解放された快適なスマホライフが送れそうだ。

 「急速充電2」はスマホ4機種、タブレット2機種に導入され、別売りの「ACアダプタ05」と組み合わせて利用する。

 ドコモは夏モデル発表会で「GALAXY S5 SC-04F」の測定結果を公表。バッテリー残量が15%になり充電アラートが表示されたタイミングで、画面点灯をOFF状態にして充電を開始したところ、1時間後には92%とほぼフル充電の状態まで回復した。

 2012年冬に導入した「急速充電(ACアダプタ04)」では77%、従来の充電器「ACアダプタ03」では50%だったという。アダプタの出力電圧をアップさせたことで実現。スマホのバッテリーにかかる負担はこれまでと変わらないという。

 「急速充電2」に対応したスマホ、タブレットは「GALAXY S5 SC-04F」「Xperia Z2 SO-03F」「AQUOS ZETA SH-04F」「ARROWS NX F-05F」「AQUOS PAD SH-06F」「Xperia Z2 Tablet SO-05F」の6機種となる。

 GALAXY S5の「ウルトラ省電力モード」はディスプレーの色調をモノクロに変えたうえ、不要な機能を停止することでバッテリーの消費を大幅に抑える機能。ゴルフ、授業、仕事、映画などスマホの使用が制限される状況を想定した。

 ドコモの測定では、待ち受け状態でのバッテリー消費量が約50%低減し、使用した場合でのバッテリーの持ちも15%向上したという。標準ブラウザ約30分、ドコモメール、通話、SNSなど約35分、ほかにアラームなど5分の計70分使用し、バッテリー残量100%の状態から通常モードとウルトラ省電力モードで測定。通常モードと比較してバッテリー残量表示が約10%多いことが確認できたという。

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