ロボット事業 日本ベンチャー、資金集めに苦労
更新3月に東証マザーズに上場した筑波大発ロボットベンチャーのサイバーダインは、装着すると身体機能を拡張・増強するロボスーツ「HAL」で注目を集める。介護・福祉施設などの歩行訓練で使われ、今後、高齢化が進む先進国で需要が高まると期待されている。
ただ、国内では技術力が高くてもベンチャーには「なかなか資金が集まらない」(大学関係者)。シャフトも多額の開発資金を工面してくれる国内の企業やファンドがなかったという。
情報通信総合研究所の山口平八郎副主任研究員は「米IT企業はロボットが新たな成長分野になると捉えている」と指摘。日本でも政府が今月策定する新たな成長戦略に次世代ロボットの開発や普及を盛り込む方針。惜しみなく資金を投入する米IT企業に対し、国内でも開発資金が有望企業に行き渡る方策が求められている。
