SankeiBiz for mobile

「プロ経営者…好きな言葉ではない」マックからベネッセ社長に転じた原田氏

記事詳細

「プロ経営者…好きな言葉ではない」マックからベネッセ社長に転じた原田氏

更新

 新聞に載らなかった話を中心に、経済トップや経済官庁の大臣の名言・迷言を紹介する。

 【ベネッセホールディングスの原田泳幸会長兼社長 2日の経営方針説明会】

 これまでのアップル日本法人や日本マクドナルドの社長経験があることから、周囲から「プロ経営者」として取り上げられるが、「好きな表現ではない」と、苦笑する。

 「すばらしい経営者は生え抜きにもおられるし、外部や生え抜きということは関係ない」と言い切る。ただ、外部から経営トップとして入ることで「知らないからこそ変革できる」と、効果を強調する。

 ベネッセについても「商売をうまくやらないといけない。勘所をつかむなどの努力が足りない」と、社風にまで切り込む。

 好きではない「プロ経営者」という言葉だが、自身がそうだという自覚は強い。「海外並みに(プロ経営者が)流動しなくてはならない。今は(日本には)数人しかいないので、成功しないといけないと(自身に)肝に銘じる」と、決意は固い。

ランキング