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「ウィンドウズサーバー2003」サポート終了へ
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日本マイクロソフト(MS)は8日、来年7月15日にサポートを終了するサーバーOS(基本ソフト)「ウィンドウズサーバー2003」の新たな移行支援策を開始した。優遇金利で新たなサーバーを提供するほか、中堅・中小企業向けに移行促進キャンペーンを実施する。これらの施策で、サポート終了時に国内で稼働する2003のシェアを現在の15%から2%台に引き下げたい考えだ。
企業向けのウィンドウズサーバー2003は、2003年5月に提供を開始した。調査会社のIDCジャパンによると国内市場では6月末時点で約30万台が稼働している。
来年7月15日にサポートが終了すると、日本MSから修正プログラムの提供がなくなる。このため、ハッカーが弱点を突いて企業のシステムを破壊し、情報を盗むなどのリスクがある。
日本MSでは、今年1月から2003の移行支援策に力を入れている。すでに100社以上のパートナー企業が支援ソリューションを提供している。「稼働台数も1月末の約36万台から6月末に約30万台まで減少している」(日本MS平野拓也執行役専務)という。
さらに今後の移行を促進するため、新施策を打ち出した。企業が最新の「ウィンドウズサーバー2012R2」を購入する場合、サーバーの調達と導入を今年度内に終了し、来年度に費用を支払えるようにした。また来年度の予算でも確保が難しい場合には優遇金利で分割支払いに対応する。
中堅・中小企業向けには、9月末まで、ウィンドウズサーバー2012R2のライセンス価格を10%割り引くキャンペーンを行う。これらの支援施策で移行を促進させる方針だ。