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【グローバルビジネス】独自の旅行商品で訪日客呼び込む
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トラベルズー・アジアパシフィックCEOジェイソン・ヤップさん □トラベルズー・アジアパシフィックCEO ジェイソン・ヤップさん
■独自の旅行商品で訪日客呼び込む
--厳選した旅行商品を紹介する「オンライン旅行情報メディア」事業での日本の位置づけは
「日本は海外からの旅行者が多く、エキサイティングで重要なマーケットだ。訪日客を呼び込むことに軸足を置いているが、日本は国内旅行の規模も大きく、私たちのビジネスでも大きなウエートを占めている。トラベルズーが配信しているメールマガジンの読者は世界で2700万人、アジア・パシフィック地域で360万人いる。日本を訪れることがいかに面白く、特別な体験をできることを伝えていきたい。私たちには他では得ることができない独自の商品があり、日本人の読者を海外に連れていく面でも役に立っていると自負している」
--中国人の訪日観光客が再び増えている
「中国の読者にアンケートをしたところ、日本を訪れたいという人が最も多く、次いで米国、台湾だった。外交関係は政府間の問題。多くの中国人は日本は神秘的で、深く豊かな文化を持つ国だと考えており、中国では日本を訪ねる人はステータスが高いとみられている」
--円安の効果も大きい
「円安で日本に旅行しやすくなり、さらに『買い物天国』という日本の魅力も増している。格安航空会社(LCC)を利用して安く旅行ができるようにもなった。もちろん、日本には温泉や桜など他では体験できないものがたくさんあり、安全だということも大きな要因だ」
--今後の事業展開で注力する分野は
「消費者のプラットホームになってきたモバイル端末向けのメッセージアプリ(応用ソフト)においても、存在感を示したい。中国では『微信(ウィーチャット)』の活用を既に始めている。日本とタイでは『LINE(ライン)』が伸びており、LINEの電子商取引(EC)アプリ『ラインモール』での展開を検討している」
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【プロフィル】Jason Yap
ジェイソン・ヤップ メディア・コーポレーション・オブ・シンガポール、米CNNを経て米ニューズ・コーポレーションの子会社で副社長を務める。2007年オーストラリアと日本、中国、香港、台湾を統括するトラベルズー・アジアパシフィックに入社し、現職。シンガポール出身、香港在住。