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【ぐるなびのチョットぐな話】女性にも人気 味わい広がる日本酒

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【ぐるなびのチョットぐな話】女性にも人気 味わい広がる日本酒

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「神楽坂てしごとや霽月(せいげつ)」の店先には日本酒の瓶がずらりと並べられている  若い女性にも飲まれるなど日本酒がブームになっている。かつての日本酒ブームでは、飲み応えのある本格辛口やキリッとした淡麗辛口が好まれた。しかし、現在は甘みがあってフルーティーな吟醸系が台頭。純米大吟醸など飲みやすいお酒が増えた。ほかにもワインのような酸味の効いた「Rice Wine」と呼ぶにふさわしい日本酒やスパークリング銘柄など味わいのバラエティーが広がってきている。

 ブームを象徴するように、雑誌などでは盛んに特集が組まれている。また、女性が1人で立ち飲みする文化を提案する専門誌も創刊されている。それに伴い、女性1人でも入りやすい日本酒を扱う飲食店も増加。モダンな内装の日本酒バルやたくさんの銘柄をそろえた日本酒バー、香りを楽しむためにワイングラスで日本酒を提供する店もある。

 ぐるなびが2013年10月に実施した調査では、約6割の人が月に2~3日以上、日本酒を飲んでいるという結果が出た。ブームが消費にもつながっているとみていいだろう。こうした背景を、実際に日本酒を提供する飲食店はどう感じているのだろうか。

 47都道府県の地酒飲み放題がウリの「神楽坂 てしごとや 霽月(せいげつ)」(東京都新宿区)の店長の内藤大地さんは「女性のお客さまは増えていますね。以前は、3割ほどでしたが、半数に迫るまでに増えています。当店でも日本酒をテーマにした女子会はよく行われていますね。スマートフォン(高機能携帯電話)でラベルを撮影し、アプリで味わいをチェックしたり、その場でSNSに共有するお客さまもいます」と、ブームに手応えを感じている様子だ。ブームの火付け役として、和食が無形文化遺産に登録されたことも忘れてはならない。世界から和食が注目され、和食に合うお酒として日本酒は外国人からも熱い視線を注がれる。

「日本に住む外国人の方の来店はもちろん、ガイドブックを片手に日本酒を味わいに来る外国人観光客も週に3~4組ほどいらっしゃいます」と内藤さん。同店には120種類もの日本酒が用意され、さまざまな味わいがそろう。

 今は、どんな味が好まれているのだろうか。「50代以降の方は辛口を頼まれますが、30~40代の方は甘酸っぱいものなど新しい流れに乗ったお酒を注文される方も多くなっています。当店では、70ミリリットルの小グラスでも提供しているので、少しずついろいろな味を楽しむ方が多いですね。女性には、京都の『桃の滴』や、宮崎の『夢の中まで』といったかわいらしいネーミングの日本酒がうけています。今は、新しい発想で日本酒をつくる蔵元さんも増えているので、さまざまな日本酒を味わってもらえればと思います」

 ぐるなびでは、このようなこだわりの酒を目当てに飲食店に足を運ぶユーザーに向けて、5月にドリンクページを拡充した。日本酒だけでなく、飲食店で提供しているワイン、ビールなどのドリンク類の詳細な情報を掲出している。例えば、日本酒の「銘柄・原産地・アルコール度数・原料米・精米歩合・味わい・おすすめの飲み方」など、これまでは店に行かなければ分からなかった情報を、来店前に確認することができる。作り手の思いを感じる一杯を求めて、日本酒を味わってはいかがだろうか。

 ■ぐるなび

 www.gnavi.co.jp

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