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ソフトバンク、スプリントてこ入れ急ぐ 孫正義社長「今は米国に力を集中」

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ソフトバンク、スプリントてこ入れ急ぐ 孫正義社長「今は米国に力を集中」

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 ソフトバンクの孫正義社長は8日、都内で開いた決算発表会見に臨み、子会社で米携帯電話3位のスプリントを通じて進めてきた同4位のTモバイルUSの買収交渉から、いったん手を引くことに絡み、「今は米国に力を集中している」と述べ、スプリントの販売体制のてこ入れを急ぐ考えを強調した。ただ、規模拡大を重視して「世界一」を目指してきた戦略の大幅な見直しに関しては言及を避けた。

 「2強状態よりも三つどもえの方が、より健全で激しい競争が起きる」。会見で孫社長は中国の歴史書「三国志」になぞらえ、米携帯電話会社の「2強」、ベライゾン・ワイヤレスとAT&Tへの対抗軸を作る意義を強調した。孫社長は「ソフトバンクが日本で顧客を獲得してきたノウハウと実績をスプリントにも導入していく」と宣言した。

 孫社長の次の一手をめぐり業界内ではさまざまな臆測が飛び交っていた。「欧州や中南米に活路を見いだすのではないか」「スマートフォン(高機能携帯電話)向けの無料通話・簡易メールサービスのLINEのようなコンテンツ系企業の買収を狙っているようだ」

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