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パナソニック、欧州で「白物」売り上げ倍増目指す 18年度

ニュースカテゴリ:企業の電機

パナソニック、欧州で「白物」売り上げ倍増目指す 18年度

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パナソニックが欧州で来年3月までに発売する洗濯機。現地企業と初めて共同開発した=4日、ベルリン(南昇平撮影)  【ベルリン=南昇平】パナソニックは、テレビを除いた白物家電の欧州での売上高を、2018年度に14年度見込みの2倍となる900億円前後へ引き上げる方針を固めた。調理用IHヒーターなどの据え付け型(ビルトイン)キッチンを本格展開。13年に出資したスロベニア企業と共同開発した洗濯機と冷蔵庫を15年9月までに売り出す。

 ベルリンで報道公開が始まった家電見本市「IFA2014」会場で4日、家電事業を担当する本間哲朗役員が産経新聞などのインタビューに答え、「老舗メーカーがひしめき合う欧州でブランドを評価してもらうことが、他の地域での事業にいかされる」と強調した。

 据え付け型キッチンは15年度から本格的に展開。「欧州では家電のかなりの部分もビルトイン化している。そこに進出しないと当社は強くなれない」(本間氏)ことから、現地のキッチン事業者と協業して販拡を図る。

 全株の9・5%を出資するスロベニアの家電メーカー、ゴレーネと初めて共同開発した洗濯機を来年3月までに投入。衣類を傷つけにくい構造を特徴に、普及モデルとは一線を画した高機能を前面に出す。

 パナソニックが欧州で販売している冷蔵庫は現在、現地メーカーの委託生産と中国の工場からの輸出でカバーしているが、来年9月までにゴレーネと共同開発した中高価格帯の商品を発売し、収益改善につなげる。

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