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KDDI「安心感」で差別化 “紛失iPhone”捜索サービス
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KDDIは2日、米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」向けに、端末が紛失・盗難に遭った際の位置確認サービスを同日から提供すると発表した。問い合わせを電話窓口で24時間受け付けるため、パソコンがない利用者も位置検索できるのが特徴だ。
同種のサービスは、米グーグルの基本ソフト(OS)アンドロイド搭載スマホ向けに3年前から提供していたが、アイフォーンで実施するのは携帯電話大手3社で初。KDDIは「安心感」で他社との差別化を図り、先月発売した新型アイフォーンなどの契約拡大を狙う。
同サービスは、新たに提携した米セキュリティーソフト大手ルックアウトのアプリ(応用ソフト)を利用。端末が発信する位置データを使い、現在位置や電源が切れた場所を調べられるほか、遠隔操作でロックやデータ消去もできる。
KDDIの高橋誠専務は会見で「携帯各社の料金やサービスが同質化してきたため、『安心・安全』を打ち出すブランド戦略を重視している」と述べた。
IT専門調査会社IDCジャパンによると、昨年の国内のスマホ加入者数は5105万人。2017年には45%増え7401万人に達する見込み。
今後はデジタル機器に詳しくない利用者層が広がるとみられ、NTTドコモやソフトバンクも同種サービスで追従する可能性がある。