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トヨタの増産にらみタイの生産能力増強へ 系列部品各社 

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トヨタの増産にらみタイの生産能力増強へ 系列部品各社 

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 トヨタ自動車系列の自動車部品メーカー各社が、2015年度までにタイの生産能力を相次いで増強する。トヨタが、タイでアジア向けなどの車両を増産するとみて、先行して設備増強に乗り出す。トヨタは政情不安から、14年のタイの販売見通しを下方修正したが、市場の混乱が落ち着いた段階で販売拡大に転じる見通し。東南アジア最大の自動車市場に活性化の兆しが出始めた。

 自動車用ボルトを製造するメイドー(愛知県豊田市)は約10億円を投じて建設したタイの自社工場が15年4月に稼働する。現地従業員を約60人採用し、トヨタや日系部品メーカー向けに月60トンの部品を生産する計画だ。同社担当者は「政変のリスクはあるが、タイ市場はトヨタの東南アジア戦略の統括拠点でもあり、今後伸びる」と進出の理由を説明する。

 また、化学系部品を製造するアイシン化工(同)は15年3月までに、タイでディスクブレーキパッドの生産能力を現行比14%増の月80万個に増強する。愛知製鋼も15年度までに自動車用鍛造品の能力を13年度比で約2倍に拡大する計画だ。

 タイでは政変に加え、自動車の初回購入支援制度の終了による反動減などから新車販売が低迷している。このため、トヨタは14年のタイの販売計画を40万台から33万台に下方修正した。

 ただ、トヨタの担当者は「タイが東南アジアの最重要市場であることに変わりはない」と強調。「来年以降は徐々に通常の生産に戻したい」としている。

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