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日立、営業益5800億円で最高 英国向け鉄道事業など堅調 15年3月期予想
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2014年9月中間決算を発表する日立製作所の中村豊明副社長(左)=29日、東京都千代田区 日立製作所は29日、2015年3月期の連結業績予想を上方修正し、営業利益が前回予想よりも200億円多い5800億円(前期比8.9%増)とし、2年連続で過去最高を見込む。為替の円安効果に加え、英国向けの鉄道システムや中国を中心としたエレベーターなどのインフラ関連事業、企業向け情報関連設備事業などが堅調に推移する。
売上高は、前回予想より1000億円多い9兆5000億円(前期比1.2%減)と減収幅が縮小。最終利益は200億円多い2500億円(5.7%減)を見通す。
同日発表した14年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比0.6%増の4兆4967億円、営業利益が23.4%増の2140億円、最終利益が2.8倍の915億円だった。
三菱日立・パワーシステムズへの火力発電事業統合など事業再編や、国内の電力システム事業の悪化などのマイナス要因があった一方、北米での自動車関連事業や欧州での医療機器関連事業などが堅調だったほか、構造改革効果などもあり、増収増益となった。
9月中間の円安効果について中村豊明副社長は「売上高で(前年同期比)600億円、営業利益が80億円程度(の効果が)あった」と説明。ただ、営業利益に関しては、燃料費も増加したため、実質的な押し上げ効果は30億円程度とした。
また、中村副社長は、中国の2大鉄道車両メーカーである中国南車集団と中国北車集団が合併に向けて最終調整に入ったと報じられたことについて、「すぐに大きな影響が出るとはみていない」とした上で「大きな競争相手で、競争力を高めないといけない」との見方を示した。