アップル無料配信で物議 「ロックを殺した体制」に揺さぶりかけたU2
更新ところが、91年の「アクトン・ベイビー」では、コンピュータープログラムによる音、リズムを大胆に取り入れ、イメージを大きく変えた。その後しばらくアヴァンギャルドな路線を突き進んだが、2000年の「オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド」で原点回帰ともいえる音に落ち着いた。
今回の新譜「ソングス・オブ・イノセンス」もその延長線上にあるような風合いだが、刺激は薄く老成した感がある。持ち味だった挑戦的な姿勢が顔をのぞかせるのは、無料配信というビジネス手法だ。
ボノはフェイスブックで、自動の無料配信を不快に感じる人がいたことを認めて謝罪。「数年を費やして制作したものが聴いてもらえないことを心配していた」と言葉に新人バンドのようなイノセンス(無邪気、純真)を含ませた。
