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“女性の活躍支える”「イブA錠EX」 エスエス製薬が発売

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“女性の活躍支える”「イブA錠EX」 エスエス製薬が発売

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「イブA錠EX」で「女性の活躍を支えたい」と語るエスエス製薬ブランド・マネージャーの奥津香里さん  忙しい仕事や寝不足などで頭がズキズキ、生理痛で腰が重い-。そんな痛みを抑えたい女性に向けて、エスエス製薬は、主力商品である解熱鎮痛薬「イブ」の新ラインアップ「イブA錠EX」を全国で発売した。同社ブランド・マネージャー、奥津香里さん(34)は「バッグや机にしのばせる『私向けの痛み止め』の薬で、女性の活躍を支えたい」と意気込んでいる。希望小売価格は598円(20錠、税別)。

 「女性は、ホルモンなどの影響で痛みに向き合う機会が多い。働く女性が増えて仕事に対する責任が高まっているだけに、痛みを除くだけでなく、前向きに対処する応援をしたい」

 イブシリーズを担当して約10年の奥津さんによると、新しいEXは、イブシリーズ史上、解熱鎮痛成分のイブプロフェンを最大量の200ミリグラム(1回量2錠中)配合。生理痛、頭痛の双方により高い効果があるのが特徴だ。

 イブが誕生したのは、昭和60年。イブプロフェン配合薬を国内で初めて一般用医薬品(市販薬、OTC)として発売し、小粒で飲みやすい形状などから、女性を中心に大きな支持を得た。

 平成2年には、効果をさらに高める成分を加えた「イブA錠」を発売し、女子大生らの口コミで浸透。18年、頭痛への効き目を速めた「イブクイック頭痛薬」で、働く女性の注目を集めた。23年、解熱鎮痛剤市場(国内)におけるイブの売り上げシェアは2割を超え、発売から26年で初めて首位を獲得し、現在に至る。

 従来、解熱鎮痛剤は、家庭の常備薬としてファミリー・ユース(家族の使用)が多かったが、イブは発売以来、女性の痛みを解決する薬として「パーソナル・ユース」(個人の使用)の需要に応えてきた。

 誕生から30年。女性を取り巻く環境も大きく変わった。新発売に当たり、奥津さんは「女性の活躍の場は、今後もますます広がっていく。いつも前向きに、職場でも家庭でもがんばる女性を応援したい」と話している。

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