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東芝、海外テレビ事業撤退 複数社とブランド供与交渉

ニュースカテゴリ:企業の電機

東芝、海外テレビ事業撤退 複数社とブランド供与交渉

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 東芝は29日、海外のテレビ事業で自社開発・販売から撤退する方針を明らかにした。まずは北米での自社開発・販売から撤退し、3月から台湾のコンパル社に「TOSHIBA」ブランドを供与する。

 欧州やアジアでも自社開発・販売を止める方向で、複数の会社とブランド供与について交渉しており、4月までの合意を目指す。国内については4Kテレビや大型テレビの需要が高く、開発・販売は継続する。

 東芝のテレビ事業は3期連続の赤字。昨年7月には、海外の24の販売拠点を2015年度上期までに半減させ、国内外で25%の人員を削減すると発表。今回の海外での開発・販売からの撤退で、さらに構造改革を加速させ、テレビ事業の早期の黒字化を目指す。

 また、同日発表した14年4~12月期連結決算は、営業利益が前年同期比6.2%増の1648億円だった。パソコン事業の構造改革費用460億円を計上したものの、半導体事業や電力・社会インフラ事業が好調で4~12月期で過去最高となった。

 売上高は4.1%増の4兆7162億円、経常利益は44.5%増の1348億円、最終利益は85.9%増の719億円。

 部門別では半導体などの「電子デバイス」の営業利益が1777億円と過去最高を更新。電子力や火力発電などの「電力・社会インフラ」の売上高が16%増の1兆3703億円と好調だった。

 15年3月期の業績予想は据え置いた。また連結財務諸表について17年3月期から米国会計基準から国際会計基準(IFRS)に移行することも明らかにした。

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