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日本郵便と楽天、通販ロッカー「はこぽす」 都内25局で9日から

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日本郵便と楽天、通販ロッカー「はこぽす」 都内25局で9日から

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 日本郵便は6日、インターネット通販大手の楽天と提携し、郵便局に設置したロッカーで購入商品を受け取れる「はこぽす」サービスを今月9日から始めると発表した。まず東京都内25局で10月末まで試行、利用動向を分析して都市部への拡大を検討する。世界最大手の米アマゾン・ドット・コムに対抗するため購入者の利便性を高めたい楽天と、郵便需要が年々減る中で「ゆうパック」などの宅配分野に成長を賭ける日本郵便の狙いが合致した。

 「さらなるEC(電子商取引)市場の拡大に向けた『受け取り革命』だ」

 楽天の三木谷浩史会長兼社長は同日の共同会見で、新サービスへの期待を強調した。消費者向けネット通販の市場規模は、2013年に11兆1600億円(経済産業省調べ)と百貨店売上高の2倍近くまで成長。国内売上高が約8400億円に上るアマゾンと、流通総額2兆円を超す楽天の2強がしのぎを削り合う。

 利用者を囲い込むためには、自宅で商品を受け取りにくい共働き世帯や、「通販業者に住所を知らせたくない」といった多様なニーズへの対応が不可欠。楽天は駅や大学などにも独自にロッカーの設置を進めているが、「郵便局で受け取れる『圧倒的な安心感』は魅力」(三木谷氏)とみて、日本郵便側が持ちかけた提携話に賛同した。

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