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マック、1千通りの新セットは「バーガー+300円」に統一

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マック、1千通りの新セットは「バーガー+300円」に統一

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 使用期限切れの鶏肉や異物混入の問題で離れた客足が戻らない日本マクドナルドは21日、セットメニューの刷新を柱とした新たな販売戦略を発表した。画一的なメニューが飽きられたことも客離れにつながったという反省を踏まえ、25日からセットのサイドメニューをサラダやチキンナゲットなど4種類から選べるようにし、選択肢を広げる。野菜を使ったメニューも用意し、来店頻度が減っている家族や女性客などの集客に向けててこ入れを図り、売り上げ減に歯止めをかけたい考えだ。

 これまで主力のセットメニュー「バリューセット」では、サイドメニューはポテト中心だったが、25日からは追加料金なしで4種類の中から来店客が選べるようにする。

 これによりハンバーガーとサイドメニュー、飲み物の組み合わせは1000通り以上になるという。セットメニューの価格は「商品の単品価格+300円」に統一する。

 女性や家族で来店する顧客のニーズに応じ、野菜を使ったメニューも拡充する。野菜を練り込んだ鶏肉パティを使った「ベジタブルチキンバーガー」(単品で340~370円)や、朝食用のメニューとして「ベジタブルチキンマフィン」(230~290円)をレギュラー化。子供向けにも野菜を練り込んだ鶏肉パティを使った「モグモグマック」(200円)を投入する。

 価格体系もこれまでの1円単位から10円単位に見直し、お釣りのやり取りを簡素化する。代表的なメニューの「ビッグマック」のセット価格は現在の669円から670円にわずかながら値上げされるが、全てのメニューの平均価格では従来と変わらないという。

 メニュー刷新について、東京都内で会見したサラ・カサノバ社長は「魅力的なメニューがない、野菜を使ったメニューをもっと増やしてほしい、という要望に応えた」と述べた。

 ただ、今回のメニュー刷新で客足の劇的な回復につながるかは見通せていない。商品への異物混入が1月に表面化した後、既存店の売上高は前年同月比で2割を超える落ち込みが続いており、カサノバ氏も「これだけで業績が改善するとは思っていない」と認める。

 今月25日からは、かつてはメニューボードにあったものの、2000年代前半に消え始めたという「スマイル0円」の表示を復活させる。全店舗で全時間帯に表示することで、従業員に「笑顔があふれる店づくり」という原点への回帰を促し、集客の回復につなげたい考えだ。

 だが、集客の目玉となるヒット商品が見当たらず、てこ入れの決め手に欠けるのも事実。「お客さまに満足いただくため、必要なことを初心に帰って見直す」。カサノバ社長はこう繰り返したが、反転攻勢に向けた展望はなおも開けていない。

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