WRXの兄弟分!? 燃費で勝負しない「インプレッサスポーツハイブリッド」
配信元:clicccar 更新たとえるならば、1.8リッター級のダウンサイジング過給エンジンをイメージさせる、伸びやかで力強い加速を感じることができます。
モーターの高レスポンスなトルク特性もあって、CVTというトランスミッションから想像するようなルーズさも感じられません。ハイブリッドカーとしては驚くほどダイレクトな乗り味なのも見逃せません。
そうしたハイブリッドパワーにバランスされたシャシーは、けっして過激な味付けではありませんが、四輪の接地感を重視したもので、意のままに操れる印象と、快適な乗り心地の両面で「乗りやすさ」を感じさせるものです。
また、市街地走行では積極的にエンジンを使わないEVモードとなるのも特徴で、比較的に小型のモーターながら、ハイブリッドカーに乗っていると実感できる味付けにもなっています。
たしかにエコカー減税では100%に達していないインプレッサスポーツハイブリッド(取得税80%軽減・重量税75%軽減)ですが、電気モーターを走りの愉しさにつながるアイテムとして使った、スバルらしい走りを高いレベルでバランスさせているのです。
国産モデルとしては稀有な、走りを重視したハイブリッドカーというわけです。


