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【東芝不正会計】「140年の歴史で最大のイメージ毀損」 田中社長の会見一問一答
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会見中に頭を下げる東芝の室町正志会長、田中久雄社長、前田恵造専務(左から)=21日午後、東京都港区の東芝本社(鴨川一也撮影) 東芝の田中久雄社長と室町正志会長が21日に開いた記者会見での一問一答は次の通り。
--第三者委員会の報告書をどう受け止めているか
田中社長 「内容を真摯(しんし)に受け止め、今後の対応を図ってまいりたいと思っている」
--不適切な会計処理は粉飾だったのか
田中社長 「粉飾という言葉をどのように定義するかによる。第三者委員会の報告では不適切な会計処理と記載されており、それ以上のことは答えられない」
--東芝ブランドの信頼回復に必要なことは
田中社長 「140年の歴史の中で最大ともいえるブランドイメージの毀損(きそん)と認識している。20万人の従業員が一丸となり、今後の再発防止策、日々の活動を通して全力で取り組み、その姿をご理解頂くしかない」
--報告書では田中社長が意図的に(不正会計を)容認していたと記載がある
田中社長 「調査報告書を真摯に受け止め、今後の対応に生かしていく」
--不適切会計について経営陣が嘘をつけと命じた自覚や、田中社長が歴代社長からプレッシャーを受けていたことはあるか
田中社長 「ありません」
--投資家への影響は
田中社長 「投資家に影響があったことは真摯に受けとめている。教育の徹底や当期利益主義の是正などの改善を図り、再発防止に努力していきたい」
--経営陣のなかで確執があったのか
田中社長 「そういう認識は全くありません」
--経営のチェック体制は優等生とされた東芝がなぜ、こうした自体になった
室町会長 「内部統制が不十分だった。今後、速やかに実現可能な体制を築く」