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ディーゼルエンジン“満タン”でどこまで行ける? ボルボ「V60」を試す!

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ディーゼルエンジン“満タン”でどこまで行ける? ボルボ「V60」を試す!

配信元:PRESIDENT Online 更新

 関門トンネルを抜け、門司に到着した時点での走行距離は1159.2kmで、燃料計は残り2メモリ。山陰側を回ったため、瀬戸内経由に比べて走行距離はかなり多いが、まだいくらか走れるようだ。燃料警告灯が点灯したのは1235km地点、残り航続距離225kmの地点であった。福岡・熊本県境を越えた後、内陸の菊池温泉に向かった。

 菊池は渓流沿いに温泉が点在する、とても気持ちの良い保養地。その渓流のほとりに露天風呂を設置している清流荘に立ち寄り、木々の緑が湯面に映える昼間の露天風呂に入った。この日は気温が40度近くに達するほどの猛暑日だったのだが、温泉に入ると不思議と暑さを感じなくなる。十分温まって湯から出ると、涼しくすら感じられる。渓流のそばだから気温が低いのかなと思いながら体を拭くと、とたんに熱気が肌を突き刺すのだ。気化熱恐るべしである。

 温泉地を後にして、走行距離1327kmの地点で残り航続距離が100kmを切ったため、念のためすぐ近くにあった給油所で燃料を満タンにした。給油量はちょうど70リットルで、燃費は18.9km/リットルであった。

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