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空撮ドローン利用へ“追い風” 放送機器を変える 市場開拓に期待

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空撮ドローン利用へ“追い風” 放送機器を変える 市場開拓に期待

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 電機メーカーなどの先端映像制作技術が集結する国際放送機器展「インタービー2015」が18日、千葉市の幕張メッセで開幕した。今年は過去最多の996社・団体が出展。フルハイビジョンの4倍の解像度を誇る高精細な「4K映像」に対応した業務用ビデオカメラなどの映像機器に加え、空撮ができる小型無人機「ドローン」が注目を集める。ドローンをめぐっては、飛行を規制する改正航空法が12月10日に施行。安全性確保などの法整備が進む一方、安倍晋三首相が3年以内に宅配サービスに使用させたい考えを示すなど、事業利用の拡大へ“追い風”も吹いている。

 中国DJIがデモ飛行

 会場の屋外では、ドローン世界最大手の中国・深セン市大疆創新科技(DJI)が飛行と空撮のデモンストレーションを実施。スタッフがコントローラーで操作する主力製品「ファントム3」などが地上十数メートルの高さから撮影した鮮明で、ぶれのない映像が地上モニター画面に映し出され、来場者を驚かせた。

 DJIは、空撮用のカメラに伝わる振動を排除し、安定した撮影を行うためのジンバル映像安定化技術を開発。屋内のブースではドローンのほか、この技術を生かした手ぶれ補正機能を搭載した手持ち撮影用4Kカメラ「オズモ」も展示された。

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