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4Kテレビはシャープを救うのか いよいよ運命の年末商戦に突入

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4Kテレビはシャープを救うのか いよいよ運命の年末商戦に突入

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 4Kは好調

 ひさびさの 明るい材料も発表された。成長する4Kテレビの国内市場ではシャープは好調なのだ。

 調査会社のBCNによると、シャープの4Kテレビのシェアは7月から国内シェアトップを守り、10月には31・6%となっている。2年前にはソニーが7割近くを占めて独壇場だった勢力図を塗り替えた格好だ。

 シャープは昨年の年末商戦で4Kのラインナップが他社より出遅れたため大苦戦。テレビを中心としたデジタル情報家電が27年3月期に134億円の営業赤字を計上する原因となった。

 このため今年は6月に新しいモデルを投入。独自の画面の首振り機能も好評といい、販売を押し上げた。他社が液晶テレビのCM放送を見送るなか、シャープが積極的にCM展開したことも知名度アップにつながった。

このニュースのフォト

  • 4Kテレビの組み立てを行う作業員ら=11月19日、栃木県矢板市のシャープ栃木工場(織田淳嗣撮影)
  • 堺工場(堺市)から直送された、4Kテレビ用のパネルの保護膜をはがす作業員ら=11月19日、栃木県矢板市のシャープ栃木工場(織田淳嗣撮影)
  • 国内向けのテレビを生産しているシャープの栃木工場=11月19日、栃木県矢板市(織田淳嗣撮影)
  • 高精細な8K、4Kテレビについて説明する担当者=11月19日、栃木県矢板市のシャープ栃木工場(織田淳嗣撮影)

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