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電線が揺れない秘密は“ゴルフボールの凸凹” アルミ電線で関電節約志向

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電線が揺れない秘密は“ゴルフボールの凸凹” アルミ電線で関電節約志向

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 続く節約という試練

 送配電網は関西電力だけでなく、電力小売り自由化で新規参入した新電力も使用料金(託送料)を払って借りているため、関電がアルミ電線で送配電網のコスト低減することができれば、電気代の長期的な抑制効果がありそうだ。

 しかし、これは序の口にすぎない。関電は、5年連続の最終赤字を回避するため平成27年度には3033億円の経営効率化目標を掲げて節約に努めるが、今後、送配電部門でも節約が求められる場面が待ち構えている。

 来年4月からの電力小売り全面自由化で、家庭が契約会社の切り替えるためには、スマートメーター(次世代電力計)の導入が必要だ。メーター設置は大手電力の送配電部門の仕事となっている。

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  • ゴルフボールの原理を応用し風に揺れにくい電線=(関西電力提供)
  • 全社技能発表会で鉄塔上で復旧作業の迅速さなどを競う関西電力の若手社員。電線の調達コスト削減とともに万全な保守にも取り組む=大阪府茨木市
  • 全社技能発表会で電柱上で復旧作業の迅速さなどを競う関西電力の若手社員。電線のコスト削減とともに万全な保守にも取り組む=大阪府茨木市

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