シャープ液晶争奪戦、台湾・鴻海が高額オファー 革新機構の検討額上回る
更新関係者によると、鴻海は液晶事業だけでなくシャープ本体への出資も含め柔軟に対応する意向を伝えている。今春に1千億円規模の出資を打診していたが、シャープが再建策について産業革新機構との交渉を本格化させたことから、金額をつり上げた。
産業革新機構は液晶事業のみを対象に最大1000億円の出資を検討している。傘下のジャパンディスプレイ(JDI)と統合した形での「日の丸液晶連合」を模索していたが、実現のハードルが高まった形だ。22日に外部の有識者を含む意思決定機関の会議を開き、詰めの協議を行う。



