SankeiBiz for mobile

自動車労使交渉 先行き懸念、社会的責任…経営側判断難しく 2016春闘

記事詳細

自動車労使交渉 先行き懸念、社会的責任…経営側判断難しく 2016春闘

更新

 日本総合研究所の山田久調査部長は、ベアは経済効果が大きく、業績の良い自動車、電機大手については「満額回答が望ましい」と指摘。「(国内景気が)原油安や中国経済など外的要因によって不安定だからこそ、内需強化につながる賃上げが必要だ」と呼びかけている。

 ■自動車メーカー各社労働組合の2016年春闘要求

  (賃金改善(ベア)/年間一時金)

 トヨタ  3000円(4000円)/7.1カ月(6.8カ月)

 ホンダ  3000円(3400円)/5.8カ月(5.9カ月)

 日産   3000円(5000円)/5.9カ月(5.7カ月)

 マツダ  3000円(1800円)/5.7カ月(5.5カ月)

 富士重  3000円(3300円)/6.5カ月(6.0カ月)

 スズキ  3000円(1600円)/5.8カ月(5.6カ月)

 三菱自  3000円(2000円)/5.5カ月(5.5カ月)

 ダイハツ 3000円(1600円)/5.5カ月(5.5カ月)

 ※カッコ内は15年春闘の回答額

このニュースのフォト

  • 富士重工業の吉永泰之社長(左)に春闘要求書を提出する労組の山岸稔委員長=17日午前、東京都渋谷区の同社本社

ランキング