さらば「青ガエル」…5000形ラストラン 鉄道ファンから惜しむ声続々
更新「青ガエルよ、永遠に」「いつまでも君の姿は忘れない」「青ガエルforever」「長い間ごくろうさま」…。
乗客や鉄道ファンからいかに愛されていたが感じられた。
熊本県山鹿市出身で、現在は福岡市に住む会社員の男性(27)は、北熊本駅が最寄りのルーテル学院中学・高校で学び、青ガエルが通学の足だった。「部活帰りに車内で友人たちとバカばっかりやってました」と昔を懐かしんだ。最後の運行と聞いて足を運んだといい、「人の多さにびっくりしました。車中心の社会が進み、ローカル線はどこも厳しいと聞くが、集客力はすごいなと思いました」。
引退後の車両は北熊本駅の車庫で保存され、イベントなどでの公開も予定されているという。しばし“冬眠”に入る青ガエルだが、いつかまたその姿を見せてくれることだろう。




