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米国向け「MRJ」重量超過、設計一部変更も 解約回避へ軽量化急ぐ

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米国向け「MRJ」重量超過、設計一部変更も 解約回避へ軽量化急ぐ

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 MRJは従来機よりも燃費性能が高く、騒音が少ないのが特長。「YS-11」以来となる約半世紀ぶりの国産旅客機開発は困難も多く、これまで4度も納期を延期したが、近く米国でも飛行試験を開始し、2018年中に型式証明の取得を目指している。同年半ばにANAホールディングスに初号機を引き渡し、その後、SWやTSHへの納入を計画する。

 ただ、SWとTSHとの契約は半数がキャンセル可能となっている。納期が遅れてキャンセルとなれば、三菱航空機が計画する採算ラインに届かない可能性もある。解約を回避するため、早期に重量を削減する必要に迫られた。

 一方、三菱航空機は76席クラスのMRJも開発する計画で、こちらは最大離陸重量が36.85トンとなっており、米国の労使協定による制限の範囲内だ。

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  • 愛知県営名古屋空港に着陸するMRJの試験2号機=5月
  • 愛知県営名古屋空港を離陸するMRJの試験2号機=5月31日
  • 愛知県上空を飛行するMRJの試験2号機=5月31日(三菱航空機提供)

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