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AIプロ「東ロボくん」、東大諦めたら偏差値急上昇 数学44.3→76.2に

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AIプロ「東ロボくん」、東大諦めたら偏差値急上昇 数学44.3→76.2に

更新

 一方の物理は、言語処理が生成可能と想定される内部形式から状況を表す条件式を構築し、限量記号消去法で解いてシミュレーションの初期条件を生成する技術を開発。さらに、つりあいなどシミュレーターに扱いづらい問題を、画像の情報も活用して解けるようにした。

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 物理の試験は昨年と同じくセンター試験模試の「進研模試総合学力マーク模試」に挑戦。シミュレーション設定の一部で人が介入したが、現時点の自然言語処理技術と画像処理技術を用いれば生成可能と想定される内部形式から、AIによる自動求解の結果、偏差値59.0(62点=100点満点)を達成。昨年比で偏差値は12.5ポイント、得点が20点向上した。

考えながら読む技術

 今後は、構文解析処理や文間関係解析処理といった個々の言語処理ステップのさらなる高精度化や、言語処理と数式処理の中間段階での処理手順の工夫、言語処理と数式処理のさらなる融合で“考えながら読む”技術の研究開発を進め、より多様な問題に解答する技術開発を目指すとしている。

 東ロボのプロジェクトは「AIが人間に取って代わる可能性のある分野は何か」といった問題を考える際の指標となり得るAIの進化の客観的ベンチマークを指し示すことを目的として11年4月開始。13年から毎年大学入試の模試に挑戦している。(インプレスウオッチ)

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