「人生ゲーム」50周年、12年ぶりの「ゾイド」…競争激しい玩具市場、タカラトミーが狙うもの
更新もっとも、ただアメリカのゲームを翻案していただけではここまでのロングセラーにはならなかった。3代目からは中身を日本オリジナルにして、職業を選択するためのカードもつけた。「平成版」と銘打って社会的なトピックを取り入れたシリーズを作り、IT企業によるM&Aが話題になった年には「人生ゲーム M&A」といった製品も投入。企業や作品とのコラボレーションも積極的に展開していき、その種類は60以上に及ぶ。
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テレカ・着メロ…「通じないこと」で交流を生む強み
「人生ゲームタイムスリップ」は、こうした「人生ゲーム」のたどってきた長い歴史を振り返ることができる最新作。50年前をスタート地点にし、ライフスタイルの変化や経済的なトピックをマスに記載して、プレイヤーがその時代を体験できるようにしてある。1980年代なら「テレホンカードが便利で、長電話する」、1990年代なら「着メロに凝ったのに電話が鳴らない」といった具合だ。
当時を知る人なら分かる記載でも、若い世代には通じないこともある。これについて、小島社長は「若い人からこれは何かと質問が出て、コミュニケーションをとることができた」と話し、世代や環境を超えて楽しみながら交流が生まれる点も「『人生ゲーム』の強み」と強調した。タカラトミー事業統括本部ゲーム事業部事業部長の佐戸憲一氏も、「ゲームを通して人と人がもっと仲良くなる、コミュニケーションツールとして企画している」ことを明かした。




