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健康経営に一役! オフィスで広がる「ベジ活」とは?

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 配送料の問題でうまくいかず…ならば

 このサービスを立ち上げたのは、株式会社KOMPEITO(コンペイトウ)代表取締役社長の川岸亮造さん。

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 「事業を始めた当初は、農家から個人宅に野菜を宅配するサービスを行っていました。しかし、配送料の問題でうまくいかなかったんです。ならば人が集まる場所へ野菜を持って行けばどうかと考え、オフィスへ野菜を宅配するようになりました。そのサービスを通して、会社で健康的な食事ができない、オフィスで手軽に野菜を食べられるとありがたい、という声が寄せられるようになったんです」(川岸さん)

 そういった声を受けてリリースしたのが、OFFICE DE YASAIである。現在、導入している企業は700社。社員5名程度の小さなオフィスでも利用できるとあって、その数は年々増えている。ちなみに、スタンダードプランの場合、冷蔵庫の設置やメンテナンス費用を含めて月額4万円から(週に2回、月100個の配達)から始められるので、福利厚生のひとつとしても手軽に始めることができる。

 「導入してから社員が健康に気づかうようになったという声は多いです。それだけでなく、仕事に集中できるようになり、生産性が上がったという声もいただいています。自社のWEBサイトやブログに、導入していることを書くと、健康に配慮して社員を大切にしている会社だというイメージが伝わり、会社自体の好感度も上がっているようです」(川岸さん)

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  • 季節の野菜サラダ、カットフルーツ、野菜ジュースなどが配達される「スタンダードプラン」。社員は1個100円で食べることができる
  • OFFICE DE YASAIを導入している「マッチングエージェント社」。野菜やフルーツ、ヨーグルトなどを手軽に摂れるようになり、美容や健康に効果があらわれている

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