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健康経営に一役! オフィスで広がる「ベジ活」とは?

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 今後は個人向けにも展開したい

 実際に、IT関連企業である「トレジャーデータ社」では、OFFICE DE YASAIを導入してから社員が自然と集まって食事をするようになった。同じ場所に集まり、雑談しながら食事することで、イノベーションが起こりやすくなった。新しいビジネスアイデアも生まれるし、食事だけでなく一人分のスペースとしても広く働きやすい環境も整備したことで、より仕事の効率も上がるという好循環になっているという。

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 「現在はオフィス対象のビジネスですが、今後は個人向けにも展開したいと考えています。会社で食べた野菜がおいしかったら、自宅で家族と一緒に食べたり、贈り物にしたりもできるように拡充したいと構想しています」(川岸さん)

 「健康経営」が、これからの会社経営には重要だと言われている。社員が健康を維持できる環境こそが、企業にメリットをもたらす時代が到来している。オフィスの福利厚生担当者は、一度、社員の健康状態をチェックしてみてはいかがだろうか。

(吉田由紀子/5時から作家塾(R))

 《5時から作家塾(R)》 1999年1月、著者デビュー志願者を支援することを目的に、書籍プロデューサー、ライター、ISEZE_BOOKへの書評寄稿者などから成るグループとして発足。その後、現在の代表である吉田克己の独立・起業に伴い、2002年4月にNPO法人化。現在は、Webサイトのコーナー企画、コンテンツ提供、原稿執筆など、編集ディレクター&ライター集団として活動中。

▼5時から作家塾(R)のアーカイブはこちら

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  • 季節の野菜サラダ、カットフルーツ、野菜ジュースなどが配達される「スタンダードプラン」。社員は1個100円で食べることができる
  • OFFICE DE YASAIを導入している「マッチングエージェント社」。野菜やフルーツ、ヨーグルトなどを手軽に摂れるようになり、美容や健康に効果があらわれている

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