【スポーツi.】メジャーを席巻、でも今年は6000万円 他選手で見る大谷選手の年俸未来図
更新ところが、近年は少々事情が違ってきたようだ。各球団は資質ある有望選手の流出を防ぐため、選手が調停資格やFA資格を取得する前に“囲い込み契約”をする傾向にある。
<< 下に続く >>
いい例がある。ヤンキースのジャンカルロ・スタントン(28)。10年にマーリンズでメジャー・デビューして、いきなり22本塁打。以降34、37、24本塁打と異次元のスラッガーぶりを発揮したが、年俸調停資格前の年俸は53万7000ドルだった。そしてメジャー在籍5年目の14年オフ、球団は“前倒し”で大型契約を結んだ。15年からの13年総額3億2500万ドル。翌年に控えたFAでの流出を防ぐためだった。
スタントンは27歳の昨季、59本塁打でキングになった。チーム事情で今季からヤンキースに移籍したが、契約は存続され年俸は2500万ドルで最終年は37歳。危険な投資ともいえるが、超逸材の流出防止としては、こんな賭けもありなのだろう。
アストロズにカルロス・コレアという三塁手がいる。大谷と同じ1994年生まれ、15年に新人王に輝いた。将来のチームの核となる逸材だが、メジャー3年目の昨季の年俸は、53万5000ドルと規定内だった。4年目の今季、やっと100万ドルに昇給したが、メジャー関係者は「今オフには複数年で引き留めるはず」と。5年目来季からは年俸1000万ドル以上の契約がささやかれている。