【高論卓説】中国SNS社会、成功の鍵 心に響くクリエーティブ力が不可欠
更新スマホの普及で今後、現在の中国のように強大なマーケットとなる発展途上国。スマホの影響力はそれらの国がいきなりSNS社会になることを暗示する。その際に、最も必要なのは、そのSNSを十分に活用するコンテンツの力だ。そのコンテンツの力を最大に引き出すのがクリエーティブ力なのだ。山下氏の成功の教訓は、日本が世界に向けてのビジネスで最も足りていないクリエーティブの重要性を教えてくれる。技術や勤勉さだけではこれからのSNS社会は乗り越えられない。
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【プロフィル】吉田就彦
よしだ・なりひこ ヒットコンテンツ研究所社長。1979年ポニーキャニオン入社。音楽、映像などの制作、宣伝業務に20年間従事する。同社での最後の仕事は、国民的大ヒットとなった「だんご3兄弟」。退職後、ネットベンチャーの経営を経て、現在はデジタル事業戦略コンサルティングを行っている傍ら、ASEANにHEROビジネスを展開中。60歳。富山県出身。
