マツダ、EVに新型ロータリー 充電・給油1回で数百キロ走行 20年めど投入
更新HVにも活用準備
電動化をめぐっては、トヨタ自動車が25年をめどに全車種に電動車モデルを設定するほか、ホンダは30年に世界発売の3分の2を電動車とする目標を掲げる。
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マツダも電動化に踏み出すが、当面はモーターが補助的な役割を果たすマイルドハイブリッド車が中心となる見通し。また、家庭用電源で充電できるプラグインハイブリッド車(PHV)や、エンジンで発電してモーターで走る方式のハイブリッド車(HV)にもREを活用する方向で準備を進める。
REは自社商品への搭載だけでなく、技術供与でも可能性がある。トヨタは20年代前半に実証する自動運転EVに、マツダのREを搭載する予定だ。電動化が焦点の一つとなる変革期をマツダが生き抜くために、REが重要な役割を果たす可能性がある。(高橋寛次)

