金融

ネット融資仲介大手maneoで延滞 奇怪な投資物件…元本割れの恐れ

 複数の不動産業者によると、この物件は15億円で売りに出されている。「maneo」が投資家に提示した評価額16億円を1億円も下回る。担保評価の業者買取価格の妥当性はわからないが、「maneo」やリクレは物件の売却に難航しているようだ。

◆太陽光発電事業をめぐってもトラブル

 A社は、「maneo」のファンドを利用し、川崎市麻生区の物件のほか、神奈川県内や東京都内などでリクレに不動産担保を提供する形で資金を調達している。

 物件の多くは賃貸アパート大手のレオパレス21(東京都)から2017年10月にアルデプロに売却され、その後A社に所有権が移転している。アルデプロの関係者は、A社について「当社(アルデプロ)とは一切関係ない、取引先の1社に過ぎない」と答えた。

 これとは別に、延滞したファンドに「事業性資金支援ローンへの投資」がある。このファンドは「maneo」が、太陽光発電事業者のB社に太陽光パネルの架台設置などの資金として5500万円を今年3月に貸し付けている。

 このファンドの担当者は「maneo」のホームページで「売却予定価格内の融資で、物件の流動性も見込めリスクは限定的だと考えております」と安全性を強調していた。

 ところが、「maneo」によると「10月上旬にB社の代理人弁護士から返済猶予の申し入れがあり、10月の入金がなかった」と説明。

 TSR情報部がこのファンドを調べると、北海道にある不動産に「maneo」が根抵当権者、B社を債務者とする6600万円の根抵当権が設定されていることがわかった。

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