教育の成功の鍵「グローイング・サイクル」 “螺旋”でステップアップ
◆OJTが有効だ
(2)教える
基準を示した後は、内容を覚えてもらうための教育を行います。
教えるうえで大切なのは、全ての方に同じ内容で教える、ということです。
たとえ、業界の経験者が中途入社したとしても、「もう知っているだろう」や「この人であればわかるだろう」という先入観は捨ててください。
会社としての基準を示し、全員に同じ内容で教えなければなりません。
教育の方法としては様々ありますが、OJT(On-the-Job Training)で教えることができる内容についてはOJTで実施することが良いでしょう。マックでいう、ハンバーガーやポテトの作り方などです。
なお、OJTとは現場での実務による教育のことですが、それに対して、リーダーシップを身につけるためのノウハウやコミュニケーションのポイントなど、集合研修だからこそ学べる内容は、集合研修で実施すると学習効果が高く、身につきやすいです。
◆フィードバックが大切
(3)要求する
これは、教えたことを現場で実践させるということです。
教えただけでは継続をして実践する人は少ないでしょう。上司から要求し続けるということが大切です。
研修を行っても、その効果が見られない…という企業は、この部分がうまくいっていないケースが多いのです。
100人の店長に対しリーダーシップ研修を行い、その後1年間何もせずに過ごした場合、行動変化があり成果を出した人はほんの数パーセントになります。
教えたことを要求することでその効果は格段にあがります。
マックやユニクロでは現場での要求をしっかりと行なっているので、研修効果が高いのです。
(4)評価する
グローイング・サイクルの最後のステップです。
要求したことに対して評価を行い、フィードバックすることが大切です。
評価の方法として、評価表の設定・チェック表の作成など様々ありますが、できるだけシンプルでわかりやすく、継続してできる内容にしましょう。